ババ・ヴァンガの生涯と予言一覧(過去~2024年)
予言者ババ・ヴァンガ(1911-1996)とは？
ババ・ヴァンガ（本名：ヴァンゲリヤ・パンデバ・グシュテロヴァ）は1911年にオスマン帝国領ストルミツァ（現在の北マケドニア）で生まれました。彼女は盲目のブルガリアの予言者・神秘家であり、未来を予言する能力で知られています。彼女の人生は数々の重要な出来事によって形作られ、神秘主義の世界で伝説的な存在となりました。
12歳の時、ヴァンガは竜巻によって空中に持ち上げられ、その後視力を失いました。彼女はこの出来事が彼女に予知能力をもたらしたと信じていました。その後、彼女は予知能力を使って人々の運命を予言し、その正確さで知られるようになりました 。
彼女は数多くの予言を残しましたが「９.１１米同時多発テロ」「オバマ大統領の誕生」「3.11東日本大震災」などを的中させたことで有名です。
(参考サイト：History Defined – History Hit)。
第二次世界大戦中には、ユーゴスラビアが枢軸国に侵攻され、その政治的混乱の中で多くの人々が彼女を訪れました。戦後も彼女の評判は高まり続け、1960年代にブルガリア政府によりペトリチ市の公的な役職に就いていました。彼女はペトリチ市と、ブルガリア科学アカデミーの一部である暗示学研究所に雇用され、その活動は科学的な正当性を検証する試みの一環として行われました。研究所は彼女の能力を科学的に説明しようと試みていました。
ババ・ヴァンガは1996年に乳がんで亡くなりましたが、彼女の予言は今でも多くの人々によって信じられており、多くの書籍やドキュメンタリーで取り上げられています。
ババ・ヴァンガには娘や後継者はいる？
ババ・ヴァンガには子供がいませんでした。彼女の伝説と予言は多くの人々に影響を与えましたが、彼女には直接の血縁による後継者は存在しないため、彼女の「精神的後継者」や、彼女の方法を学び継承しようとする人々がいるかもしれませんが、実際の家族としての後継者はいないとされています。
ババ・ヴァンガの生涯やその周囲の人々については、彼女が生活していたコミュニティの一部であり、彼女の助手や訪れた人々が彼女の教えを広める役割を担った程度です。
ババ・ヴァンガの2024年に関する予言
ババ・ヴァンガの2024年に関する予言は、様々な重大な出来事を示唆しています。彼女の予言によると、2024年には以下のような出来事が起こる可能性があるとされています。
- プーチン暗殺未遂: ロシアのプーチン大統領に対する暗殺未遂が起こるとされています。この暗殺未遂はロシアの国民によって行われると予言されています。
- バイオ兵器とテロ攻撃の増加: ある大国がバイオ兵器の試験や攻撃を行うと予言されており、ヨーロッパでのテロ攻撃が増加するとも言われています。
- 自然災害の悪化: 地球の軌道が変化し、それによって気候危機が悪化すると予言されています。これには海面上昇や氷河の溶解が含まれる可能性があります。
- 世界的な経済危機: さらに悪化する経済危機が予言されており、多くの国で負債が増加し、地政学的な緊張が高まるとされています。
- サイバー攻撃の増加: 技術犯罪が増加し、主要インフラに重大な影響を及ぼす可能性のあるサイバー攻撃が増えると予言されています。
- 医療分野での大きな進歩: 特にがんやアルツハイマー病の治療法に関する重大な進歩があるかもしれません。
(参考サイト：Ground Zero Rdio,7news)
これらの予言は、未来に何が起こるかについての一つの視点を提供していますが、予言の正確性や実現性には懐疑的な意見も多いです。それでも、これらの予言は多くの人々の興味を引き続けています。
的中したとされる予言一覧
ババ・ヴァンガの予言は具体的な記録として残されたものではなく、彼女の周囲の人々が彼女の言葉を伝えたとされるため、その正確な内容や文脈には不確かさが残ります。また、予言が事実に基づいているかどうかは確認が難しく、多くの場合、後から事象に合わせて解釈されることが多いです。しかしいくつかの予言は的中していることも事実です。
ここでは彼女の過去の予言をまとめてみました。
９.１１米同時多発テロの予言
バ・ヴァンガによる9.11テロに関する予言は、彼女が1996年に亡くなる前に「恐怖、恐怖！アメリカの兄弟が鋼の鳥に攻撃された後に倒れる」と述べたとされています。この「鋼の鳥」とは、飛行機を指していると考えられており、それがニューヨークのツインタワーに突入する様子を予見していたと信じられています。また、「ブッシュの中で狼が遠吠えし、無実の血が流れる」という部分が、ジョージ・W・ブッシュ大統領の時代に起こったこのテロ事件を暗示しているとも解釈されています。
オバマ大統領登場に関する予言
ババ・ヴァンガによるオバマ大統領に関する予言は、彼女が「アメリカの44番目の大統領は黒人になる」と予言したこととして知られています。
この予言は、バラク・オバマが2008年にアメリカ合衆国の大統領として選出された際に実現したと見なされています。オバマ大統領は、アフリカ系アメリカ人としては初めてのアメリカ大統領であり、この予言が事前に公表されていたかどうかについては明確ではありませんが、彼の選出後に彼女の予言として広く知られるようになりました。
クルスク原子力潜水艦事故に関する予言
ババ・ヴァンガは、彼女の予言の中で、「クルスク（Kursk）が水に覆われ、全世界がそれについて泣くだろう」と述べたとされています。
この言葉は、2000年に発生したクルスク原子力潜水艦事故と関連付けられています。事故では、ロシアの潜水艦クルスクがバレンツ海で沈没し、乗組員118名全員が亡くなりました。この予言は事故の後に広く知られるようになり、ババ・ヴァンガの予言が再評価されるきっかけとなりました。
ソ連崩壊に関する予言
ババ・ヴァンガは、ソビエト連邦（ソ連）の崩壊についても予言していたとされます。彼女は「鉄のカーテンが倒れる」と予言したと言われています。この予言は、1989年にベルリンの壁が崩壊し、その後1991年にソビエト連邦が解体される出来事に関連付けられています。
この予言は、ソ連が東ヨーロッパに強い影響力を持っていた冷戦時代の終結と、その後の東ヨーロッパ諸国の民主化の波に対する予見と見なされています。ただし、ババ・ヴァンガの予言の多くがそのように広範に解釈可能なため、具体的な出来事が予言されたかどうかは明確ではありません。
第三次世界大戦についての予言
ババ・ヴァンガによる第三次世界大戦に関する予言は、具体的な詳細が不明確ながらも、多くの人々に議論されています。彼女の予言は非常に象徴的で抽象的な表現が多く、具体的な日付や出来事については曖昧なものが多いですが、以下は彼女が言及したとされるいくつかの要素です。
- 開戦時期: ヴァンガは第三次世界大戦が21世紀初頭に始まると予言したとされていますが、具体的な年は定かではありません。一部では1999年から戦争が始まるとも言われていましたが、これは実際には起こりませんでした。
- 戦争の性質: この戦争は非常に破壊的で、化学兵器や核兵器が使用される可能性があると予言されています。また、ヨーロッパが大きな打撃を受け、人口が激減するとも言われています。
- 戦争の結果: 第三次世界大戦によって、世界は大きく変わると予言されています。新たなリーダーシップが登場し、経済や社会構造が変化するとされています。
- 戦争の期間: 彼女は戦争が約4年間続くと予言しています。
その他の予言
- 2004年の津波: ババ・ヴァンガは、大津波や洪水によって多くの人が死ぬことを予言しました。彼女の予言は、2004年のインド洋大津波と関連付けられることが多いです。
- 2023年の太陽嵐: 2023年に太陽嵐が発生し、地球上の電子機器が大規模に破壊されると予言されました。
- ヨーロッパの無人化: 未来のある時点でヨーロッパがほとんど無人になるという予言もあります。
- 水の下の都市: 未来には水中に都市が建設されると言われています。
- 宇宙病: 新しい病気が地球に持ち込まれると予言されています。
さいごに
ババ・ヴァンガの予言について読んでいただき、ありがとうございました。彼女の予言がどのように解釈され、どのように影響を与えているかについての議論は、常に興味深いものです。次回の記事もお楽しみに。皆さんの感想や考えをコメントで教えてください。それでは、また次回お会いしましょう。安全で充実した日々をお過ごしください。
